10月例会
- 2013年11月27日
共楽堂の芝伐社長の経営体験報告例会です。
看板商品である「ひとつぶのマスカット」を食べたことがある方も多いのでは?
会社を引き継ぎその財務状況を知って愕然とする。資金繰りに奔走し、何とか持ちこたえると、何を思ったのか何のコネもないのに、東京進出を目指すことに。学生時代を東京で過ごしたというだけで東京進出を目指した息子について、同じ班になったお母様から言わせると「ただの世間知らず」とのこと。ただ、この決断がなければ今の共楽堂はなかった。
東京進出後のストーリーは、芝伐社長のバイタリティと行動力のたまもの。自分のお菓子を食べて欲しいという思いで営業を続け、デパートの催事場で短期の出店を認められたのをきっかけに、デパートへの出店に結びつける。そして、ひとつぶのマスカットの大ヒット。お菓子作りに見られる繊細さと大胆な行動力、さらには苦労を苦労と感じないポジティブな思考。このあたりが、東京進出に成功した要因と感じました。
「お菓子を通じて、小さな幸せを感じてもらいたい」
お菓子を愛する、芝伐社長らしい言葉でした。
今度、どんな「旬果瞬菓」な和風スイーツで私たちを楽しませてくれるのか期待しています。
<参加者の感想です>
・大変貴重な体験を聞くことが出来ました。ありがとうございました。
・大変勉強になった。自分の事業とかさねて共感した。
・講師の発表内容が大変興味深かったです。ご準備ご苦労様でした。会社経営のご苦労などリアリティに富んで面白かったです。
・初参加でしたが、大変参考になりました。