8月豊島支部例会のご報告

  • 2022年09月08日


豊島支部例会委員会及び政策グループは、8月29日に豊島区文化商工部生活産業課の渡邉圭介氏をお招きし、豊島区の産業政策について伺いました。当日は、リアル(としま区民センター7階)およびZOOMによるオンラインのハイブリッド形式で開催し、豊島支部会員を中心に同友会員とゲスト合わせて20名強が参加しました。
冒頭、渡邉課長は、豊島支部の豊島区の政策に対する高い関心に謝辞を述べるとともに、豊島支部が取りまとめ8月9日に提出した令和4年度政策要望について追って回答すると延べられました。渡邉課長の講演では、平成11年の約836億円の借金超過から令和3年度の約218億円の貯金超過に転換した豊島区の財政改革を振り返りつつ、ビジサポやMONOづくりメッセなどの中小企業支援策について説明があったほか、課長がこれまで力を入れてこられた就労支援を含む生活困窮者対策など、広範にわたる説明がありました。
渡邉課長のご講演の後には、現場が忙しく事務作業には人手がなかなか回せない中小企業への国の補助金活用に向けた地方自治体の支援のあり方を含め、活発な質疑が行なわれました。
豊島支部では、今後も政策グループを中心に中小企業の現場に密着した区の産業政策の活性化に向け、政策提言のとりまとめと実現に向けた働き掛けを行なっていく予定です。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。