豊島区への政策要望の報告

  • 2020年08月02日


新型コロナウイルス対応に関する
豊島区への要望書提出のご報告

令和2年7月

先だっては、新型コロナウイルス対応に関する豊島区への要望についての意見募集に対し、
多数のご意見をありがとうございました。
政策グループでは、頂いたご意見をとりまとめ、添付のとおり、
「新型コロナウイルス感染症対策に関する豊島区への要望及び提言」として5月28日に豊島区に提出しました。
大変遅くなりましたが、この旨報告申し上げます。

皆様から頂いた要望には、「将来の経済活動再開に資する」方向性のものが多かった印象です。
とりまとめに当たっては、それらを、「区の権限で実行可能そうな」要望として整理することに努めました。
このため、要望書に含めることができなかった要望もありますことをご容赦下さい。

最終的に要望した事項は、

1)雇用調整助成金等の受給手続きを支援して下さい。
2)区の施設の会議室等、または区が借り上げた民間の会議室等を、区内事業者に無料又は安価で貸し出して下さい。
3)自粛要請の解除を見据え、感染の拡大を避けつつ経済を活性化させるべく、屋外でのイベントを実施、または支援下さい。
4)東京都の休業要請解除後における、飲食店の再開を支援して下さい。

の4項目です。

要望書は、豊島区の生活産業課長に手渡し、その場にて、各項目についての感触をお話頂きました。
いくつかの項目については、検討してみたい、あるいは、既に企画がある、といったお返事を頂くことができ、
また、区でもなかなかよいアイデアが思いつかないところもあり、提案を頂くことはありがたい、とのコメントを頂くことができました。

以上の内容については、月間中小企業家の7月号に記事を掲載頂いています。
よろしければ、そちらもご覧ください。

最後になりますが、豊島区において、今回要望した4番目の事項に近い「豊島区感染拡大防止対策推進登録制度」が新たに始まりました。
飲食店に限らず、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っている施設、小売店、飲食店及び各種イベント団体などについて、
「ななま~る」7つの宣言に基づいた取り組みを行っている事業者として登録し、登録された事業者に対して、
区が登録ステッカーやステッカーデータを配付するとともに、区の観光振興のため、安心・安全な店舗・イベントであることのPRを通じて、
誘客宣伝や販売拡大などを推進するものです。

https://www.city.toshima.lg.jp/132/2006241543.html

是非、ご参照頂き、制度をご活用下さい。

豊島支部 支部長      阿部 弘明
豊島支部 政策グループ代表 大澤 豊

東京同友会豊島支部 豊島区へのコロナ対策要望と提言