平成27年3月例会(豊島支部と青年部の合同例会)【報告】

  • 2015年04月14日


日時:2015年3月16日(月) 18:30~21:00
場所:豊島区生活産業プラザ 多目的ホール
報告者:藤巻樹里氏 (株)Volume 代表取締役(豊島支部)

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地元を離れて、新天地への挑戦
~ただ、ありがとうが聞きたくて~

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一流の技術を持つ父親、ジュエリー工房は仕事を評価してくれる
顧客に支えられ、創業から30年以上続いてきた。
藤巻氏は、「私にしか継げない」と思い、家業を継ぐ。
しかし父親とは考え方が違っていた。
父親は「いいものを安く売る。安ければ売れる」と言う。
一方、藤巻氏は「品質に見合う価格で売りたい」と思い、売り方を変える。
すれ違いの結果、言われた言葉は「やりたいなら一人でやれ!」
でも、このままでは事業は何年ももたない。
父親を説得し、地元を離れて新天地への移転を決断する。
リスクを承知で攻めに転じ、一歩前進する。
藤巻氏は、家業を継ぎ、地元を離れるという大きな決断をした。
藤巻氏はこれまでの決断を
「親孝行したい、職人を守りたい、お客様を輝かせたい」
と振り返るが、その根底には藤巻氏の一貫した想いがあった。
誰にも決断の時がある。そして、経営者は常に判断を求められる。

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リアルな当日は、豊島支部だけでなく青年部も含め40名ほどの参加者がありました。
青年部の意向もあり、今回は講演後のグループ討論の時間を1時間とり、
参加者でお互いの会社にいかせるように、藤巻さんの経営体験について、討論が行われました。

参加された方々からはとても満足の出来る例会だったとの感想が多く
寄せられました。

・時間が短かったのか残念
・「想いが伝わっていくものだ」と信じている感じが良かった
・時間がしっかり守られてすばらしかった。
・経営上、一番大事な項目のひとつだと思います。実に奥深い内容になった。
・いつもと違う青年部の人たちと討論できて、色々な意見があり充実した感があった。
・自分のこだわり、お客様がもとめるものの接点が付加価値

みなさん、次回への参加をお待ちしています。