平成28年7月例会【報告】
- 2016年07月15日
日時:2016年7月11日(月) 18:30~21:00
場所:豊島区生活産業プラザ 多目的ホール
報告者:廣川 進氏 大正大学心理社会学部臨床心理学科教授(文学博士)臨床心理士・シニア産業カウンセラー・衛生管理者
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会社の中で人がいきいきと働き、生きるために、
人と会社はどうしたらいいのだろう?
~新型うつ・発達障害から、若手社員のやる気づけまで~
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【講師プロフィール】
企業において18年間勤務した後、脱サラしてカウンセラーになる。
中間管理職のストレス・栄光・挫折・悲哀をリアルに体験した経歴をもとに、育児雑誌『ひよこクラブ』の創刊や、衛生管理者として人事部のメンタルヘルスの仕組みの立ち上げに関わるなど、多方面において活躍中。
職場の「メンタルヘルスとコミュニケーション」「リーダーシップとモチベーション」「キャリアカウンセラー養成講座」などの研修講師も勤める。
「成人発達臨床心理学-個と関係性からライフサイクルを観る-」
(岡本祐子編)2010 年ナカニシヤ出版をはじめ、著書多数。
会社でメンタルヘルス不調者が出ないようにするにはどうしたらいいだろう?
そもそも、メンタルヘルス不調ってどのようなもの?
これって、もしかしてメンタル不調?
メンタルヘルス不調者が出たときに、会社はどんな対応を考えたらよいのだろう?
よくわからない…。 今や会社にとって、メンタルヘルスの問題は避けて通れない課題となっています。単純に従業員を辞めさせるのではなく、会社と従業員にとって、よりよい対応は何か、そのために中小企業の社長は何ができるのかについて、廣川氏の実体験をもとに、わかりやすくご講義頂きます。
7月11日に、豊島支部7月例会(大正大学教授廣川進氏・会社の中で人がいきいきと働き、生きるために、人と会社はどうしたらいいのだろう?)が開催されました。
若年層を中心に広がっている「新型うつ」の特徴や、発達障害、アスペルガー症候群との相違点、これらを発症した従業員への対応方法など、教授の熱い講義に、参加者は興味津々で聞き入っていました。
講義後は、各グループに分れて、自社におけるメンタル不調者への対応について活発な議論がなされ、懇親会においても熱い議論が続くなど、メンタルヘルスへの理解を深めることができた例会でした。
参加された方々からはとても満足の出来る例会だったとの感想が多く寄せられました。
・もっと聞きたい。
・うつ病に関する見識が深まった。
みなさん、次回への参加をお待ちしています。