平成26年6月例会
- 2014年07月01日
「従業員のやる気しか中小企業に財産はない」とのお話が、とても印象に残っています。
潰れそうな会社に就職した赤石青年。
プレス機も酷いもの。そのプレス機で両手とも人差し指が無い従業員がいた。
社長の子供ではないし、技術もないし、大学出たての若造である赤石さんが従業員と心を通わせるようになる話は、感動をもって聞きました。
肩書で人は動かない。力づくでも人は動かない。
企業発展の原動力は、人間尊重の経営にあることを教えられました。
赤石さんが学びを重ねながら、経営のありかたとしてめざした事は「真の人間尊重とは、かけがえのない自分の価値を認識し、自助努力で自らを磨き上げながら、積極的に社会貢献を果たそうとする人間になって貰う事である。
従って、経営者がめざすべき事は、何時、どんな荒波の中に投げ出されても、社会的使命に燃え、はつらつと生き抜ける技術・技能と意欲を共に学びあえる職場であること。」
お話を伺って、自社の中でどう人間尊重の精神を生かしていくのか、従業員との信頼関係を作り、やる気を引き出していくのか、さらによく考え実践していくことが大切だと感じました。
同友会の3つの目的
よい会社をつくる
すぐれた経営者をめざす
より良い経営環境をつくる
をより深く理解できました。
勇気をもらった講演でもあり、これからの宿題ももらった講演でした。
(例会委員より)
その他、参加者の感想です。
・人間尊重の意見を改めて認識できた。人は相手のために学ぶのだなと気づいた。
・人間尊重経営というか、人間尊重について認識を改めることができた。
・人間尊重は自分の行動や考え方だけではなく、尊重した結果社員自らが自分を大切にし積極的に自分の人生を切り開いていくことだと気づく。
・赤石さんの熱さと深さはいつ聞いても良い。
7月例会は、7月22日開催です。
※ 士業からグローバル企業への挑戦!
~失敗経験と同友会活動から何を学んだのか~
報告者 原 和良氏 弁護士法人パートナーズ法律事務所 代表社員 弁護士
日時 7月22日(火) 18:30~21:00 場所 豊島区区民センター 5F 音楽室 池袋駅東口徒歩5分
ふるってご参加下さい。