平成26年4月例会(総会の記念講演)
- 2014年05月06日
平成26年4月23日、東京同友会豊島支部の総会が行われました。
豊島区役所や地域金融機関など、多くのご来賓の方にもご列席ただきました。
川端支部長より平成25年度の活動報告・会計報告、平成26年度の支部活動方針・予算案の説明の後、
これら議案が無事に承認されました。
支部活動方針に従い、平成26年度の活動を進めていきます。
総会後は、弁護士の大胡田誠氏による記念講演です。
大胡田弁護士は、全盲で司法試験に合格をした日本で3人目の弁護士です。
まずは、一般人が気になる「全盲でどうやって仕事をしているか」という話から。
「読む・書く・移動」については、携帯やパソコンの音声ソフトなどIT機器を使うこと、
信頼できるアシスタントのサポートを得ることで、健常者と近いレベルで業務を行うこと
ができるとのことです。
講演の後半では、テレビ放送のビデオを見せてもらいましたが、音声ソフトを使って普通
に訴状を作成している様子が写っていました。
また、依頼者との信頼関係の築き方、受験時代の苦労話、楽しくてたまらないという全盲夫婦の子育て、
についてのお話から、将来は、障害者差別の解消についての先進国であるアメリカに留学をして勉強を
したいという夢をお聞かせいただきました。
「困難は無理に逃げるよりも向き合った方が人生がおもしろくなる」という言葉が印象的でした。
1時間では時間が短く、もっと話を聞きたいと思わせる記念講演でした。