平成30年7月例会【報告】

  • 2018年08月12日


日時 2018年7月24日(火) 18時30分~21時

場所: としま産業振興プラザ 6階 多目的ホール
    〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4

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経産省「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定

ダイバーシティが生み出す宝物
~全社員総活躍会社を目指す我社の取り組み~

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報告者 川田俊介氏 (有)川田製作所 副社長(神奈川同友会会員)

略歴:2010年 前職(SE)を退職して、父親が創業した川田製作所へ入社。
2014年 ダイバーシティの大切さについて意識の変化が起きる。
以後、障がい者・高齢者・外国人の雇用について積極的に取り組むとともに、町工場としての積極的な情報発信を続ける。
2017年 神奈川県優良小規模企業表彰を受賞。
2018年 経済産業省・平成29年度新・ダイバーシティ経営企業100選に選定。

 有限会社川田製作所は、小田原市で精密プレス加工や治工具製作を手がけている昭和44年創業の町工場です。
金属加工業の発注が海外へ流出し、会社の売上が減少していく中で、川田氏は、ダイバーシティの大切さに気付き「良い雇用の場を作る」ことを目指して、
積極的に障がい者・外国人・高齢者の雇用に取り組みました。一見、遠回りにも見える取り組みですが、売上はV字回復。現在では残業ゼロ、
有給消化率95%を達成し、平成29年度の経済産業省・新ダイバーシティ経営企業100選に選定されました。もっとも、お互いの違いを認め合った上で、
言葉やハンディの壁を乗り越えて、従業員の真の力を引き出すためには、様々な工夫や努力がありました。
現在では、川田氏は、既存の町工場というイメージにとらわれることなく、「町工場はもっと地域に貢献できる」をかけ声に、積極的な情報発信も行っています。
ダイバーシティの大切さを実感して頂くとともに、自分でもできる、自社でもできる取り組みの仕方について考えます。

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参加された方々からはとても満足の出来る例会だったとの感想が多く寄せられました。

・多様性についてあまり重く考えないような意識が大切なのかなと思いました。
・素晴らしい経営をされている。
・障がい者雇用について具体的な話が良かったです。
・様々な意見・経験を聞くことができました。

みなさん、次回への参加をお待ちしています。